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2015年 01月 09日

フィルムとシャッター/YOMOYA

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ツトムくんとマッキー

年明けに告知したライフワークについて、ちょっと自分の気持ちをまとめてみようかなと思います。

今の時代にフィルムカメラで撮影するということについて。

正直、カメラの種類について拘りはそんなにないんです。
デジタルでも、フィルムでも、35mmでも、中判でも。
どのカメラを使っても写るものは同じですし、写したいものも同じ。
そりゃ、フィルム独特の暖かみが〜とか、デジタルだから後々の補正も思いのまま〜
とか、それぞれメリットデメリットはあるんですが、やっぱりフィルムがいいんです。

理由として真っ先に思い浮かぶのは、僕が楽しいから、そして嬉しいから。
単純にこれがデカイです。
シャッターを一枚切るまでに、デジタルカメラのように露出を決めてサクッと撮れません。
一つ一つの順序とお作法があって、それを間違えるとあっさりと壊れます(ほんとビックリするくらいあっさりと)
撮った写真をその場で確認することは勿論出来ませんし、現像所から仕上がってきて
僕が確認するまで10日はかかります。
でも、その10日間すらも楽しいんです。
露出は適正でとれているだろうか?瞬きしていないだろうか?コマ被りしてないだろうか?
色んな心配事が頭に浮かばせつつ、現像所から仕上がって来るのを待ちます。
で、仕上がったネガをザッと灯りで透かして確認する興奮は、デジタルでは味わえないことです。
期待と不安で待ちこがれて、やっと手にしたネガに僕の予想以上の像が浮かび上がっていたら、
それはそれは、、、もうっ!!
選んだ写真をプリントします。プリントは大須のrainrootsさんにお願いしています。
プリントの色見本で好みの色に近づけてもらい、プリントの仕上がりまで2週間程。
その2週間もソワソワしながら待ち、出来上がりの連絡をもらうと飛んで行きます。
大きくプリントされた写真はやっぱり良いです。それは実物を見てもらうのが一番です。
プリントされた写真は、フレームに入れて飾ってあげたくなります。
写真が引き立つよう、なるべくシンプルなフレームに。

そしてようやく一枚の写真が完成します。
そりゃ愛着が沸くというものです。
手放したくないくらいに!

今の時代、全てはとても便利になりました。
スマートフォンでなんでもできちゃいます。
カメラ機能ですぐに記録できて、ツイッターやフェイスブックにアップして記録までもどんどんと消費されていく時代。
僕ももちろん活用して楽しんでいるわけですが、反面、とても窮屈になったと感じています。
効率重視の結果、無駄はどんどん削ぎ落とされて、仕上がりもとてもスマートに。

いや、そもそも、それを使用している人間自体が、そんな効率的に、スマートに出来ていないンじゃあないかと。
ゆとりと無駄が身近にないと息苦しく感じてしまうのは、僕がのんびりと気ままに育ったからでしょうか?

フィルムで撮影するということは、無駄だらけです。
フィルム代、現像代も安くないし、時間もかかるし、写りはデジタルのように綺麗に写りません。
よくよく見たらピントも合ってない可能性も高いです。
でも、そんな無駄だらけで曖昧な所が、僕には心地良かったりするわけで。

なんだかとても長くなってしまいましたが、僕がフィルムカメラで撮影する理由。
他にもあったりするわけですが、とりあえず今晩のところはこの辺りで。



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by kocophoto | 2015-01-09 02:26 | ライフワーク


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